C/Sシステムから3層システムへ

今までのクライアント/サーバシステムの問題として、 接続しているクライアント数やデータベース容量、データベースへのアクセス頻度、 データ転送量などの条件によってはパフォーマンスがボトルネックとなり、 実用に適さないということがある。 実際、 クライアント/サーバシステムへのニーズが、 情報系の比較的単純なシステム形態から、 複数のサーバ処理やデータベース更新を行なうトランザクション処理のような、 より高度で大規模・複雑なものに移ってきたため、 2層クライアント/サーバシステムでは、特別な工夫をしない限り、 同時アクセスのクライアント数が一定数に達すると、 単純にデータベースサーバーのメモリやプロセッサの能力が限界になるのである。

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(konda@cs.meiji.ac.jp)
Last modified: Sun Aug 16 14:51:01 1998