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4 データウェアハウス
データウェアハウスは戦略上重要な決定を支援するために設計された。そして、
それは主として操作データベースで構成されたデータベースから発達したもので
ある。データウェアハウスの基本的な特徴は莫大な量のデータを含んでいること
であり、それは何個のレコードであることもある。もっと小さい量でローカルな
データウェアハウスは、データマートと呼ばれている。そして、データウェアハ
ウスの基本的な構造を以下に示す。
- 時間依存(time dependent)
これはデータウェアハウスに含まれている情報は長時間にわたって集められた
ものであり、常にデータウェアハウスの情報とそこに入力された時間の間につ
ながりを持たせておかなけらばならないということを意味している。
- 不揮発性(non-volatile)
これは、データウェアハウスのデータは問い合わせができるだけであって、更新
されないということである。つまり、データウェアハウスは常にデータを蓄積し
続けるということを意味している。
- 主体指向(subject oriented)
利用形態に沿っているということ。それは、存在する操作データのアプリケーシ
ョンの周りにデータウェアハウスが作られるということである。
- 統合(integrant)
操作データ環境では、様々なアプリケーションで利用されていた多くのタイプの
情報がある。そして、いくつかのアプリケーションは同じ実体を違う名前で利用
していることもある。しかし、データウェアハウスにおいてはこのような情報を
統合し、矛盾しないようにすることが極めて重要である。そのため、個々の実体
を記述するためにたった1つの名前が存在しなければならないのである。
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