5、コンピュータウイルスとは?

 

第三者のプログラムやデータなどのファイルに対して意図的に何らかの被害を及ぼすように作られたプログラムであり、次のような特徴を有する

 

 自分を他のプログラムにコピーすることにより、他に伝染する。

 

発病する為の特定時刻、一定時間、処理時間等の条件を記憶させて、発病するまで症状を出さない。

 

プログラムやデータなどのファイルの破壊を行ったり、設計者の意図しない動作等をする。

 

 

コンピュータウイルスの種類

 

アプリケーションプログラムや、HDD中のIPL等に感染する。通常機械語プログラムはプラットフォームに依存するので、他のプラットフォームには感染しない

 

文書ファイル(Word、Excel等)に感染するタイプのウイルス。同一マクロ体系利用の機種や、OSの違いを乗り越えるマルチプラットフォーム型である。文書ファイルをオープンするときに他の同一ファイル形式のマクロに感染する。電子メールから感染することもある。

 

 

対策

 

通常ウイルスに感染してしまったら、ワクチンソフトを用いてウイルスを除去することができる。しかしワクチンソフトは完全ではなく、新しいウイルスは除去することができない。

 

外部からファイルを入手したときは、ウイルスチェックソフトを使用し、ウイルスに感染していないことを確かめる。また、常駐ウイルスチェックソフトで監視する。

 


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