ホストコンピュータの例
ここでは通信カラオケシステムを例にとって、説明を行う。
このコンピュータシステムは、
東京にあるホストコンピュータと、
全国7ヵ所にある地域コンピュータセンターにあるサブシステムからなっている。
曲と歌詞の情報はサブのシステムに蓄積され、
メインのシステムから送られてくる新譜情報をもとに、
月3回のペースで内容が更新される。
サブシステムは全国津々浦々にあるカラオケ店の端末とつながっていて、
そこに貯えられている曲と歌詞の情報を一定期間ごとに書き換えていく。
そして、曲からリクエストがあると、
端末に蓄積されている曲と歌詞が読み出され、
別に蓄積されている適当な映像と組み合わされてモニタで再生される。
通信カラオケシステム
通信システムにより、それまでのレーザーカラオケに比べて、
ディスクを作成し配布する手間が不要となる分、
新曲導入までの時間が大幅に短縮された。
また、通信カラオケでは、リクエスト情報を記録し、
集計することが極めて容易になります。リクエストの集計結果は、
マーケティング戦略を立案する際に貴重なデータとなっている。
先ほど言ったデータの集中処理というわけである。
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(konda@cs.meiji.ac.jp)
Last modified: Sat Aug 15 15:44:56 1998