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4−1.WWWと共に台頭したプレゼンスプロバイダ |
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IPPが登場してきた背景には、WWWの普及、およびそれに伴うWWWサーバ立ち上げの需要があることは確かである。 WWWサーバは、DNSや電子メール同様、クライアント(ブラウザ)からの要求にいつでも応えられるようにしておく必要がある。このため、ダイヤルアップ接続しか利用することのできない利用者が、WWWサーバを立ち上げることは事実上不可能である。そこで、このような利用者が自分専用のホームページを持てるように、WWWサーバをプロバイダ側で用意して利用者の情報(コンテンツ)を置けるようにするサービスが普及してきた。 「バーチャルドメイン」サービスなどは、ネットワークを運用する力はなくてもWWW上のビジネスを展開したいという人達に活用されるようになった。その結果、多数のIPPがビジネスとして台頭してきたわけである。 ※図参照 | ||