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2−4.プロバイダは常時接続可能なネットワークサービスを提供する |
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インターネットの各プロトコルは、常時接続可能であることを前提にして動いている。特にDNSやSMTP(電子メール)といったプロトコルは、クライアント側のサービス要求によって手順全体が起動される。つまり、サーバ側はいつ要求が来るか予測できないため、常時ネットワーク上でサービス要求が来るかどうかを監視していなければならない。ダイヤルアップ接続の場合はこの要請を実現できないことになるが、その場合はプロバイダ側でDNSやメールサーバを運用することにより、必要なサービスについての常時接続を確保することになる。 常時接続可能であることを実現するためには、プロバイダは24時間休まずに運用することが要求される。専用線接続の利用者に対しては、できる限りダウンタイムを短くすることが要求される。また、ダイヤルアップ接続の利用者に対しては、接続したい時に必ずつながるのに十分なだけの接続用回線と機材を用意する必要がある。 | ||