宿題

第三次産業は余りに広すぎると思われる.
この第三次産業を自分で考えた新しい基準で幾つかの産業に分類することを提案せよ

以下に典型的な解答例をいくつかあげる. 決まった答えがある問題ではないことに注意.
以下の例はいくつかの回答に現れたパターンを考慮し 作成しているので,誰かの回答というわけではない.

例1:生産物,サービスの提供方法による分類

a. ものの所有権を提供
 生産したものを販売することで利益を得る産業
 小売業,卸売業,製造業

b. ものの所有権を貸す
 生産したもの(されたもの)を貸し利益を得る産業
 金融業,不動産業,物品賃貸業

c. サービスを提供
 サービス(非物質的なもの)を提供
 宿泊業,運輸業,医療

例2:誰に向けているかで分類

a. 公共向け
 公共の利益のための産業
 医療,教育,学術研究,公務

b. 個人向け
 個人のための(個人に向けた)産業
 小売業,宿泊業,飲食サービス業

c. 企業向け
 個人のみでなく,法人(に準ずる)のための産業
 卸売業,金融,保険

例3:生活の中でどれだけの重要度を持つかで分類

a. 生きていく上で欠かすことのできない産業
 生きていく上で(最低限文化的に)欠かすことのできない産業
 医療,教育,食品

b. 社会のシステムのため欠かすことのできない産業
 なくては困る,世の中をうまく回すために必要な産業
 小売業,運輸業,金融業,保険業,情報通信業

c. よりよい生活のための産業
 人々の暮らしをより豊かにするような産業
 娯楽,生活関連サービス業